セブ島カルボンマーケットは本当に安いの?ルスタンスと比較してみた!

女の子

カルボンマーケットで安いって聞くけど実際にどれくらい安いの?

男の子

確かに気になる、フリーメイさん、ちょっと調べてきてよ
お、おう任せてくれ!

フリーメイさん

あらすじ
フィリピン・セブ島の野菜市場「カルボンマーケット」って本当に安いの?スーパーと比べてどれだけ安いの?そんな質問に勝手にお応えしてセブ市内の「ルスタンス・ロビンソン・ワンパビリオン」の3店に出向いて徹底調査してまいりました。果たして結果のほうは…

注意点

ルスタンス・バナワ店の様子

一応読んでみてね!

  • 同じ野菜にも細かい品種有りますが、そのへんは詳しくないので若干雑な比較になっていますことお許しください。
  • 野菜の価格は毎日変動するのであくまで参考までにどうぞ
  • 野菜のプロではないので品名の間違いも有るかもしれません
  • 同じ野菜が2つ以上ある場合は、安い方の値段を載せています。
  • 価格のない商品(-)は「在庫が無し」or「途中で面倒になって価格調査を放棄した」という意味です。多分後者の方が多いです。ごめんなさい

野菜価格比較:カルボン vs ルスタンス他

*1ペソ=2.1円 (2018年8月17日現在)

調査場所カルボンマーケットワンパビリオンルスタンスロビンソンガレリア
調査日(2018年)7/30(月)7/26(木)8/17(金) 8/1(水) 
品名キロ単価
ジャガイモ50ペソ85ペソ95ペソ
ニンジン80ペソ88ペソ125ペソ130ペソ
タマネギ90ペソ145ペソ150ペソ
赤タマネギ84ペソ139ペソ150ペソ
長ネギ40ペソ158ペソ215ペソ
トマト(中)20ペソ85ペソ99ペソ110ペソ
大根30ペソ68ペソ75ペソ 290ペソ
オクラ25ペソ80ペソ80ペソ112ペソ
キュウリ15ペソ44ペソ51ペソ80ペソ
ナス30ペソ98ペソ89ペソ95ペソ
ジンジャー/Ginger40ペソ96ペソ
ニンニク/Garlic60ペソ103ペソ120ペソ
サツマイモ/Camote30ペソ96.5ペソ
カリフラワー100ペソ265ペソ292ペソ
ゴーヤ/ニガウリ/Ampalaya, Paliya60ペソ128ペソ135ペソ 160ペソ
カボチャ30ペソ45ペソ45ペソ60ペソ
白菜30ペソ75ペソ79ペソ92ペソ
つるむらさき/Alugbati15ペソ 60ペソ– 
空芯菜/Kangkong30ペソ60ペソ80ペソ
小松菜/Pechay50ペソ108ペソ115ペソ
キャベツ30ペソ85ペソ92ペソ105ペソ
サヤエンドウ/Field Peas160ペソ410ペソ
長ササゲ/String Bean, Sitao, Batong30ペソ85ペソ76ペソ120ペソ
モヤシ/Toge40ペソ85ペソ
サヤインゲン/Green Beans25ペソ59.5ペソ55ペソ72ペソ
赤唐辛子200ペソ450ペソ430ペソ
青唐辛子100ペソ200ペソ135ペソ
緑ピーマン265ペソ
赤ピーマン100ペソ220ペソ340ペソ
ブロッコリー198ペソ370ペソ 
ハヤトウリ/Sayote18ペソ/個45ペソ72ペソ
プソサギン95ペソ
シンカマス25ペソ
トウモロコシ25ペソ80ペソ70ペソ– 
ヤングコーン120ペソ
ミント葉470ペソ
バジル葉650ペソ
調査場所カルボンマーケットワンパビリオン ルスタンスロビンソンガレリア

たまご価格比較:カルボン vs ルスタンス他

*1ペソ=2.1円 (2018年8月17日現在)

品名カルボンワンパビリオンルスタンスロビンソン
たまご(1個)4ペソ6.7ペソ

フルーツ価格比較:カルボン vs ルスタンス他

*1ペソ=2.1円 (2018年8月17日現在)

品名カルボンワンパビリオンルスタンスロビンソン
マンゴー80ペソ
バナナ *Lakatan種55ペソ78ペソ
スイカ20ペソ42ペソ– 
カラマンシー60ペソ95ペソ83ペソ120ペソ
アボガド30ペソ– 

フィリピンに来たら、是非バナナを堪能して欲しい。日本では検疫の都合で輸入できないバナナ君たちが沢山アナタを待っている。

なぜカルボンマーケットは安いのか?

カルボンマーケットの様子

興味ない人は読み飛ばしてね!

商売の仕組み

一般的な商売の流れを簡単な図にしてみました。

一般的に左側で買えば安く仕入れることができ、右側で買えば値ごろ感は薄れます。

理由は間に仲介が入ることで「人件費」や「管理費」などのコストがかかり、費用は膨れ上がります。人材業界・不動産紹介業すべてに共通しますよね。(常識ですね!)

–ではなぜ、わざわざ仲介人を挟み商売をするのか?

それは分業しているからですよね

今農家は生産に時間を取られるのが普通です。基本的に彼らに消費者へ個別販売をしている余裕は有りません。そこで「商人(=卸売)」が登場します。商人は一括で農家から安定した価格で買い取りマーケット(=小売)へ放出します。スーパーなどの小売業は最終消費者の為に安定して商品を仕入れることが大事です、しかし品数を多い為、いちいち品目ごとに農家と交渉するのは疲れますよね?

そうなんです、商人は市場の「需給安定」の為に存在しているのです。

最終消費者からしても、卸売市場で買うことは出来ますが、販売単位が大きく例えば1キロ単位などの為なかなか買いづらいですよね?

そこで、一般家庭向けの少量販売需要に対応できるスーパーマーケットが存在します

要するに「便利さ」は人によって支えられている。

家が近くて、安く買いたいなら頑張って歩き回って卸売市場(=カルボンマーケット)で買えば良いと思うし、その代わり1キロ単位で買うことになるし、いちいち歩き回るのが大変ですね。あ、仕入れ業者の邪魔にならないようにね。

それが嫌な人は、卸売市場に比べて2倍の値段はしちゃうけど、やっぱり野菜・魚・肉・フルーツ・米なんでも揃うスーパーは便利で最高って人は、断然スーパーがオススメですね。

人を介すか、介さないのかでモノの値段は変わります。そして人を介すことで便利になり、付加価値が生まれます。

フリーメイさん

最近はIT化で便利になったので仲介人が不要になりつつあるけど、時代に合わせて商売なんて生まれるから、それはそれでどんどん推進すべしだと思うよ!

おわりに

セブ島に住む、主婦・主夫の皆さんいかがでしたか?

カルボンとその他スーパーマーケットの価格差に関してハッキリしました。大体2-3倍の値差が出るということで結論づけて良いでしょう。

また個人的に「ルスタンス」は意外と野菜安いということが判明し、今まで以上に親しみやすくなりました。

一番高いのは「ロビンソンガレリア1F」です。こちらはセブ島の成城石井、いや伊勢丹といっても過言ではないのではないでしょうか?

さて、最安値で野菜などが買える「カルボンマーケット」へ行くなら地味な格好で行きましょう、そして市場の人をリスペクトして下さいね。何なら野菜などどっさり抱えて歩きまわれば、アナタに対する視線は一転するでしょう。

それでは良いセブライフを!ちゃお!

取材協力店

セブ最大の野菜市場「カルボンマーケット」の価格相場【2018年8月版】 セブ島のローカルフードをまとめてみたよ【予算30ペソ】

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