セブ街中の空気は予想以上に悪くバイク乗りの筆者は喉の調子が狂いがちですよね。
今回はフィリピンのバイク登録更新の実践レポ記事です。フィリピン在住バイカーの皆さんのお役に立てれば幸いです。
本記事はセブでの更新実践になりますが、基本的な流れはフィリピン全土で同じかと思います!
さらっと流し読み
フィリピンのバイク登録更新制度について
なんとフィリピンのバイク登録更新は年一回と義務付けられているのです。これって非常に面倒ですよね。
私の愛車はホンダ110cc。排気量が50cc以下だろうとフィリピンでは毎年の車検と登録更新が義務!
バイクの登録更新を完了させるには以下の書類をLTOオフィスへ提出する必要が有ります。
- OR/CRのコピー(ORは前回分があれば、つまり2回目の更新以降)
- 排ガス検査証明書
- 車体検査証明書
- 自賠責保険証書(次回更新までの有効期間が必須)
*ちなみに日本では251cc未満は車検不要ですよね。
【バイク登録更新①: 排ガス検査編】
目的 | 排ガス検査、可能であればOR/CRのコピーを2部もお願いする |
場所 | Emisshion Test Center (LTOマンダウエ付近) |
費用 | 300ペソ |
所要時間 | 15分 |
- 検査証明書と引き換えに300ペソ払う
- バイク登録更新②へ
LTO車検場と排ガス検査の行く順番はどちらでも良い。ただし個人的に進めたいのが、排ガス検査を先に終わらせる方がスムーズ。
【バイク登録更新②: LTO車検場編】
目的 | 車検&自賠責保険の更新 |
場所 | LTO車検場(マンダウエSubandak地区) |
費用 | 700ペソ |
所要時間 | 1時間 |
- 自賠責保険の更新(650ペソ/1年有効)
- 車体番号読み取り
- アシスタントデスクへ車検用書類提出
- 確認・受理→奥の支払窓口で車検代50ペソ支払い
- 車検(ウインカー/停止ランプ/クラクション)
- 車検検査表をリリーシング窓口へ提出
- LTOオフィスへの提出用書類をGet、自賠責保険も回収忘れずに
- バイク登録更新③へ
【バイク登録更新③: LTOオフィス書類一式提出】
目的 | ORとステッカーの入手 |
場所 | LTOオフィス(Jセンターモール3F) |
費用 | 536ペソ |
所要時間 | 15分 |
ここまで集めた提出用書類(自賠責保険、排ガス検査票、車体検査証明書)の3点セットを提出しよう!
ちなみに、自賠責保険の有効期限には要注意だ!次回登録更新日までの有効期限が必須だぞ。
筆者は2017年2月の更新を忘れており、結果10ヶ月後の12月に自賠責保険1年分に加盟した。そしてその3ヶ月後の2018年2月に再更新だ。これはバイク毎に更新月が’割り振られている為。十分注意されたい。
セブ市・マンダウエ市在住だろうとJセンターモール内のLTOオフィスに行くことをオススメしますよ。他の所はアナログ過ぎて長く待たされる可能性大。
ちなみにダウンタウン近くのLTOとか別件の免許取得で通ったけど7ヶ月位待ちました(泣笑)
まとめ
総費用:1,536.06ペソ (3100円位)
- 排ガス検査-P300
- 自賠責保険-P650
- 車体検査代-P50
- 更新料/新OR取得-P536.06
バイク更新は3回目。第2回をツイッターで振り返る。
去年と同じ場所でEmission Testだん。バイク300ペソ。車500ペソ。
排出ガステストやね。めんどいからCRとORのコピーもココで済ます。
さぁ次はLTOへ車検と自賠責保険の加入や。 pic.twitter.com/zNRKrHh4pk
— mei ukai@セブ島そろばん教室 (@mei_ukai) December 18, 2017
【LTOマンダウエ車検場】
1. テープで車体番号確認
2. 書類下部に車台番号テープ貼る。
3. 窓口に書類提出
4. 支払窓口へ50ペソと書類提出
5.バイク検査(停止灯、指示灯)
6.リリーシングでLTO提出書類受取検査10秒で終わった。スピード感ありますね(白目)。30分も掛からずだん。 pic.twitter.com/uUAOvCgOL6
— mei ukai@セブ島そろばん教室 (@mei_ukai) December 18, 2017
【バイク自賠責保険】
1. LTO車検場内窓口で650ペソ払う
2. 保険証券発行中に車検も同時に終わらせよう。
3. 30分ほどしたらおっさんが保険証券持ってくる。自賠責保険GET!10万ペソまで保険下りるみたい。一年有効。#DontForgetDecember18NextYear pic.twitter.com/YCQTKFkW2A
— mei ukai@セブ島そろばん教室 (@mei_ukai) December 18, 2017
【LTOオフィス書類提出編】
1. Jセンター内のLTO窓口へEmission Test, 車検資料を提出
2. 車検証シール代661ペソ払う
3. ORとシールGET。5分でだん。やっぱフィリピンってXXだよね、と思わざるを得ないのが、次の更新が”2ヶ月後”の2018年2月なんだよね。(ナンバープレートによる)
THE途上国 pic.twitter.com/BWp028xeKh
— mei ukai@セブ島そろばん教室 (@mei_ukai) December 18, 2017
最後に
フィリピンのバイク更新制度は毎年決まった月にする必要があります。筆者の場合は毎年2月です。つまり昨年は更新月を10ヶ月も過ぎていました。
何より日本のように行政からの「更新のお知らせ」などが一切ないので自己管理が大切ですね。
現状の更新制度はあまり機能していないと思います。面倒なので結果誰も更新せず、交通局や警察に捕まれば賄賂を渡す。受け取る側もそれ狙いでお金をせびる。という不正の温床になっていますので、行政は登録更新タームを3年と長くする、一定排気量以下のバイクを対象に更新制を廃止するなど改革すべきかと思いますね。
そもそもバイクも車のナンバープレートが手書きで書かれていたり、交通局の取締官の個人バイク自体が登録更新されてないなど相当杜撰な管理体制なので難しいかもしれませんね。
この記事の取材にあたって下記サイトを参考にしました。とても丁寧に解説しておりますので合わせて読むことをオススメします。
参考 【最新版】「フィリピンでバイクの更新手続き」の流れについて徹底解説伝説のKalipayそれではまたの記事で!
フィリピン・セブ島のバイク生活あるある【道路事情編】 フィリピン・セブ島のバイク生活あるある【交通マナー編】 フィリピン・セブ島のバイク生活あるある【ワイロ・罰金・法律編】
[…] 詳しくは以前、こちらの記事にセブ島での車検更新の様子をまとめたので確認して欲しい。 […]