8月は「業務効率化」を追求した月となりました。
月謝回収業務の負担を減らすため銀行へ相談しにいったり、その他取引先と交渉したりする毎日でした。自分への備忘録として綴っていきますので暇な人はみてね!
さらっと流し読み
振り返り(2017年8月1日-31日)
新しくやったこと
- IPPO2教室目(仮)の移転先に関わる関係各所様との交渉
- 私立学校カリキュラム導入への契約交渉
- IPPOバナワ生向けの支払方法の変更
- スタッフ解雇及び新人採用と研修
- テキスト印刷会社の変更
- 入会時説明資料の見直し強化
- USJR大学のそろばん教育の研究受け入れ
- イシド株式会社からセブンスピリット様へのそろばん寄付31本
新しくやったこと(外部委託業務)
- そろばん英語指導マニュアルの見直し
- そろばんサイトへの寄稿(記事4本/月)
- セブ英語学校の動画撮影と編集
ルーティン業務
- NPOセブンスピリットでのそろばん指導(土曜夕)
- IPPO(AS Fortuna教室)でのそろばん指導(日曜朝)
- IPPO(Banawa教室)でのそろばん指導(火/水/金/土)
- SNS運用-Facebook/Twitter/Instagram
翌月やること
- 就業規則の作成
- 私立学校への指導開始(9/12以降)
- クラウドファンディングでの資金調達(年内)
- 集客全般(日本人会ルートへのアプローチ)
人事面(HR)
現在スタッフ2名体制ですが、諸事情で1名減らします。
顧客への不義があったためです。
今後、再発が起こらないよう就業規則などのルールを明文化させていきます。
属人的なビジネスの展開は途上国では難しいか。
人がいつ辞めても、誰が担当になろうと継続できるビジネスモデルが大事なのは分かる。工場とかコールセンターはそれで行けるだろう。
だけど子供が長く通う教育塾など、「先生の顔」が看板になるので解雇もし辛いし悩みどころ。採用段階が肝だな
— mei ukai@そろばん塾inセブ (@mei_ukai) August 30, 2017
フィリピン人スタッフへの「やってはいけないこと」のルール作りを早急に作るべきことが分かりました。
当初スタッフの自発性を尊重してましたが、やはりここは外国とあって常識が違うので、一から百まで管理する必要がありそうです。
経理面(Accounting)
やはり、進出当初問題にしていた「代金決済方法」がネックになってきました。
7月末まで、IPPOでは月謝袋を生徒へ渡し現金で払ってもらう「前月27日現金前払い」を取っていましたが、非常に厳しかったです。
電子決済だ、ビットコインだ世間一般で騒がれてるのに、フィリピンで塾の月謝回収に手こずってるのはなんだかなぁ。
途上国では、決済が現金or小切手に限られてくるからそうゆうところは取り入れられたらぜひ取り入れたい
ビジネス成否は決済をいかに双方に負担無く行えるか、と本当思う。
— mei ukai@そろばん塾inセブ (@mei_ukai) August 29, 2017
毎月の期日までの月謝回収率は「60%」を切っていました。
*注: 期日過ぎてもみなさん月謝は払ってくれるので感謝です。
ですが毎月毎月、月謝催促する作業を「する側=スタッフ」も「される側=保護者」も大変です。商売をする上でお金の話は避けては通れませんができるだけ少なくしたいです。
日本のように「毎月自動引き落としサービス」があれば良いのですが、フィリピンではそういった便利なサービスは少ないです。(RCBC銀行がやってるくらいです)
従い、2017年9月よりIPPOでは一定期間の「小切手前払い」(=Post-dated Check)を導入しました。勿論強制ではなく「毎月現金払い」も認めてますが、小切手前払いなら一定額割り引きますよ。といった仕組みです。
ただ、それでも領収書の手書き発行や管理業務の面倒臭さは残ります。
今後、多店舗展開するならアプリなどを使った「電子決済」を軸にやっていきたいですね。
「決済方法」がうまくいくかどうかで教育塾ビジネスの勝敗は決まります。
ここまで手こずるとは思っていませんでした。ビジネスの基本中の「き」でしたね。。
営業面(Sales)
『M Zed Christian School』での指導契約締結
上記校へのカリキュラム内でのそろばん指導導入が決まりました。
IPPOと同じバナワ地区に学校を構える小規模校で、年間の年間学費が7-8万ペソの学校。
Mzedバナワ校では幼稚園から高校まで(K-12)の生徒たちがいて、その中の小学2年生〜4年生までを対象に2017年3月末まで教えることになりました。各学年は10名程度です。
『AS Fortuna教室』
教室場所の変更などがあり、受け入れ体制が整っておらず強い集客はしていませんでした。
新しい生徒の受入体制構築も整ったので9月期は日本人生徒の集客に力を入れていきたいです。「セブ日本人会」の会員にもなったので、各方面のルートを使っていきたいです。
『IPPO Banawa教室』
生徒目標30名は達成したので、誰でも入会をお願いするのではなく、本当にそろばんを学習してみたい”意思”のある子どもや保護者へ入会を絞りました。
今まで入会生徒への大きな期待を込めて「そろばん」を無償提供してきました。
しかしあまり意味ないことが分かり、「そろばん」を無償提供する代わりに「IPPOへ入会しました!とFBシェア」してもらうなど、より長く通学することにコミットしてもらえるよう仕組みでやっていきます。
*フィリピンではFBは最強の広告ツールで、かつ家族から見ず知らずの知人まで、広いつながりを持っているのでそこでコミットしてもらえるのは大きいです。
そろばん無料提供の前提条件は長期で通ってくれることを見越しています。なので数ヶ月での退会は何としても避けたいところです。
反省と目標
フィリピン人スタッフの扱い方が間違っていたと、やっと気付きました。
育った環境が全く違うので常識が違う、お互いの常識が均衡しない以上、分かり合うのは難しい。一から百まで「これはダメ」というのを文面化する必要がある。
また入会時に関しても、「数ヶ月」でそろばんの効果は出ないことをしっかりと説明する。
長く継続することで計算力と副次的に他の要素集中力が付いてくることの理解のお願い。
以上9月も引き続き、頑張りたいと思います。
今通っている子どもたち、残ってくれているスタッフ、全ての支援者の方、そして自分のためにもこの事業を軌道に乗せていければと思います!
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