TOEICスコアをアップさせたいのですが、どうしたら良いでしょう?
とりあえずプログリッドやるなり、フィリピン留学するなり、色んな方法があるけど、まずは自分にあった教材を見つけて、狂ったように勉強すれば英語力はひたすら伸び続けるよ。
- みんなどうやってTOEICスコアあげてるのかしら?
- TOEICの勉強の仕方が分からない?
- 英語学習へ集中できない、コミットできない。
さらっと流し読み
はじめに:TOEICスコアの伸びを公開
第一部:大学卒業〜海外就職〜フィリピン留学
受験月 | Listening 正答数 | Reading 正答数 | 合計スコア |
---|---|---|---|
2010年12月不明 | – | – | 310 |
2013年11月23日★ | 235 | 175 | 405 |
2016年2月27日 | (61問) | (60問) | 625 |
2016年3月19日★ | 325 | 305 | 630 |
2016年3月26日 | (78問) | (54問) | 680 |
2016年4月17日 | (76問) | (78問) | 795 |
2016年4月22日 | (78問) | (80問) | 810 |
2016年5月1日 | (81問) | (76問) | 805 |
2016年5月7日★ | 390 | 385 | 775 |
★はTOEIC本番、無印は公式問題集を解いた日
この辺で一ついわせてもらうと、TOEIC試験本番でたまたま良かったなんてマグレなんて存在し無いし、試験前に模試を行うことでかなり正確にスコア予測を立てれるよね。
第二部:海外起業〜破産〜独学
受験月 | Listening 正答数 | Reading 正答数 | 合計スコア |
---|---|---|---|
2019年4月13日 | (73問) | (68問) | 725 |
2019年4月16日 | (84問) | (69問) | 785 |
2019年5月7日 | (81問) | (79問) | 820 |
2019年5月9日 | (90問) | (75問) | 845 |
2019年5月11日★ | 410 | 435 | 845 |
2019年5月26日 | (92問) | (79問) | 875 |
2019年5月30日 | (91問) | (82問) | 885 |
2019年6月15日★ | 440 | 435 | 875 |
★はTOEIC本番、無印は公式問題集を解いた日
STEP1:大学生時代、海外バックパッカー
英会話はいわゆる「ノリ」で乗り切ってた
まぁ当時は、決して英語が喋れないといったレベルではなく、欧米人バックパッカーやアジア中の現地の人とはそれなりに英会話を楽しむことができるレベル。もちろんそこには文法なんて存在せず、単語と動詞の原形をベースにした、バックパッカー英語である。
後にTOEIC800レベルに到達して分かったことだが、世界中にはネイティブじゃない人が大半だし、ヨーロッパの人もマルタとかで英語留学する人もいるくらいなので、よくバックパッカーのいう「え?TOEICとか意味ないでしょ?全然、英語通じるよ」ってのは間違ってはいないよ、一理ある。みんな第二言語だし。
そもそもバックパッカーの世界は、友人関係から入るので分かり合おうとする優しさがある世界観だからね。
一応、英語が話せる側の人間だった
当時は、早稲田大学や東大等のいわゆる高学歴バックパッカーの連中からは、
「メイさんの英語すげーっすね、、欧米人だろうと、現地人であろうと、ガンガン話してるのマジで尊敬できます。てか基本HowとWhatしか使ってないですよね。よく通じ合えるなって笑」
what do you mean?
という褒め言葉のような、そうじゃないような言葉を頂いていたし、多くの外国人とも普通に遊んでいたので「TOEICスコア」とか関係なくね?気合いでOKでしょ?というスタンスだったことをよく覚えている。
まぁそんな感じで、当時はガバガバ英語だけど、度胸やチャレンジングな精神に満ち溢れていたので、その部分が、文法的に拙い英語力をカバーしていたと思う。
STEP2:TOEIC310で東京の商社へ
帰国子女が現れた!
2011年4月、東京に本社を置く商社に新卒入社する。当時の新卒同期は、グループ全体で合計25名くらいいて、そのうち同じ事業部(カンパニー制)へ配属されたのが8名(確か..)
同期は、みんなすこぶる優秀で、まさに商社に入るべき逸材が多かった気がする。親が外交官で小さい頃に南米駐在していたとか、香港のインターで小中育ったとか、大学時代に北京、アメリカに留学していたとかそんな人材ばっかだった気がする。しかも入社前にTOEICスコア(目標730)を求められるのだが、7名の平均TOEICスコア(僕除く)は恐らく850程度あった気がする。
なんていうエスタブリッシュな世界だろう、これが商社の世界か!と何度も思ったものです。
ちなみに僕の当時の入社時のTOEICスコアは310でしたけどね。
商社でもポテンシャル有れば入れるよ(人事部長大好き)
入社後に、当時の人事部長に採用理由を聞いてみると「キミの大学から採用したのは初めてなんだけど、二次面接時のキミの中国・北京でのぼったくりバーでの交渉話がTHE商社マンって感じがして、面白かったんだよね。最終面接でウチの社長からも中国のぼったくりバーの話聞いてきたろ?あ、英語力?数百人の応募者の中でもお前の英語力は最低水準だったかな?ガハハハ」
Fラン大学の諸君、ポテンシャル採用は存在するので、学歴で勝てないなら面接官を笑わせるのが勝ち筋だ。新卒採用なんて、玉石混交で似たりよったりの面白くない面接ばかりなので、幹部クラスにはウィットに富んだ笑いが取れたら勝てる。役職が上がれば上がるほど笑いを求めてる。
あ、この辺りの話は、YouTube登録が1万人言ったらお話しますね。チャンネル登録はコチラから
STEP3:TOEIC405からのインドネシア海外転職
3年で辞めた若者は北海道を経由してアジアへ
2014年3月末に商社退職後、息抜きに北海道へ飛び、そのまま某外資系農園で、地元の年寄りにまじり数百ヘクタールの農地を開拓しながら、リアル屯田兵として充実した日々を送る。突如、日本農業の海外輸出の可能性を思い立ち、5月のGWにはスーツとキャリーパックを持って、マレーシア、シンガポール、インドネシアへ転職の旅へと繰り出す。
しかしマレーシア・シンガポールと転職活動して気づくのだが、当時のTOEICスコアでは、バリバリ英語圏のシンガポール就職が難しいことが判明、結果、そのとき初めて行った世界最大のイスラム人口を擁する大国インドネシア市場での挑戦を決断する。
この辺りの話は下記で記事化しているので、海外就職を検討している方はご参考下さいね。
【海外就職経験者が語る】26歳からのインドネシア・ジャカルタ転職!TOEICの重要性に気づく(利用価値の高さ)
まぁ、シンガポールの一件で、一つTOEICや英語力をそのものを鍛えておくことは、人生の選択肢が広がることに気づけたのが、その後の人生においても非常にプラスに働いていると思います。
ただしTOEICスコアは、アメリカ就職、欧米留学、海外起業する類の人間には、何の役にも立たないです。アメリカ行ってTOEICスコアを披露した暁にはバカにされるのがオチなので止めておきましょう。あっち方面はTOEFLやIELTSが基本になりますので。
しかし、日本起業への就職、日系企業で駐在員、また直接アジア就職を目指す人たちにとっては、TOEIC800も有れば、実力以上のパワーを発揮するので、ぜひアジアで活躍したい人はTOEICスコアの向上を目指してみてくださいね。
TOEIC→日系企業、在日外資系企業の足切りKPI
— 令和のフリーメイさん🇹🇼地球防衛軍ゼロ号 (@mei_ukai) October 24, 2019
英会話力→上記除く全世界
ただこれだけの事、英語ネイティブのアメリカで働きたい人はTOEICなんぞ不要。
英語が喋れない人向けにドヤれる指標がTOEIC。英語非ネイティブの日系企業や日本で働く場合は重要ってだけ。
以上、トイレの中からでした。 https://t.co/JtaOr3aXLj
海外で働くと英語が伸びる?→勉強無しに伸びる訳がない
結論インドネシアで働いても、全く伸びませんでした。インドネシア語はバリバリ上手になりましたけど。ちなみに職場において英語学習の必要性なかったので、英語関連の学習は一切やらなかったですね。
もちろん外資系に勤めている現地日本人とかは、ジャカルタでも英語を多用するので、英語が必要かどうかは会社によるでしょう。
私の場合は、一応管理職なので、毎朝インドネシア人スタッフ60-70人の前で毎日朝礼しなければならないので、プレッシャーと生存本能で、嫌でもインドネシア会話レベルは速攻で覚えました。3週間で。
STEP4:フィリピン留学1ヶ月で400時間→TOEIC630
フィリピン留学でセブ島へ
インドネシア就職1年半で、貯金が200万円くらい貯まったので、そのお金をもとにフィリピン・セブ島留学へ出かけます。
フィリピンに行った直後にTOEIC試験を受けたわけではないですが、まぁその後の簡易的な模試スコアをみると、英語力は商社時代のTOEIC405からは大きく変化はしていないと思う。
ちなみに日本人比率100%のセブ島英語学校に留学したので、教材は全て日本語でした。
この選択肢は間違っていなかったと思います。だって日本人向けに作られた日本語教材が日本人にとって一番わかりやすく作られているに決まっていますからね。
具体的にレッスンへは最低限の時間しか出席せずに、ほとんど市販の教材を使って、自習をして過ごします。このときに使った教材は下記にてリンク貼っておくので、まずはTOEIC600を目指したい方は参考にどうぞ。
【TOEIC600突破】市販で買えちゃう英語教材【厳選4冊】ひたすら自習。勉強せざるを得ない環境を買えたのはデカイ。
セブ留学一ヶ月目は、高校レベルの文法書、音読用教材、それから発音矯正の本を使い、ひたすら基礎トレーニングをしていました。一ヶ月で350~400時間くらいは自習していた感じですね。笑
周りの生徒も朝5時半から夜23時までひたすら自習をしていたので、そういった環境は良かったと思います。さぼってると罪悪感湧いてくるレベルです。
僕みたいに周りに流されやすい人はこういう環境でも良いかもしれませんね。万人にはおすすめできませんけどね。
STEP4:フィリピン留学2ヶ月で800時間→TOEIC775
TOEICスコア600はあっさり突破!
フィリピン留学1~2ヶ月目でやったことは、高校英文法、英単語、発音、音読がメインでしたが、基礎は終えた自負があったので、3ヶ月目はTOEIC公式問題集をひたすら解きまくります。
とにかくポイントは2時間のTOEIC試験に慣れるしか無いので、ひたすら解きます。僕の場合でも最低でも3周は回しましたね。
TOEIC系ブロガーの人も同じこといってますよね?TOEIC公式問題集のエッセンスは復習にこそ詰まっていますので、ひたすら解くべきです。
一回復習すると1回の問題集で10時間はかかるので、時間を決めて一気に進めましょう。同時に音読もして、文章聞いた瞬間に次のフレーズ思い浮かぶ程度まで頑張りましょう。
3ヶ月のフィリピン留学でTOEIC775獲得!(370点アップ)
とにかくつらい日々でしたが、本当に人間は環境で成長すると思います。真に強い人間は、自分自身で人生変えれますが、凡人は環境変えたほうがてっとり早いですよ。
別に選択肢は何でも良いです、フィリピン留学でも、独学でも、プログリットなどの英語コーチつけようと。問題なのは、自分がどうモチベートされるかです。
ちなみに、その後フィリピン現地で起業しましたが、家賃契約、ビジネス交渉、スタッフ採用、日常業務など、とにかくTOEIC学習のおかげでビジネス英語で大きく困ることは有りませんでした。
なのでみなさんも最低700以上は取ってから海外ではたらくことをオススメしますよ。
STEP5:ひきこもり独学200時間→TOEIC845
英語圏で起業して3年、、あれTOEICスコア下がってね?
2016年にセブ島留学を終えた後は、そのまま起業をしたので、特に英語学習を一切していないですね。もちろん契約書で出てくる難解な表現などは、都度、調べたり、現地の英字新聞をときたまカフェでじっくり読んだりはしますが。
お客さんも取引先も全て現地向けサービスでしたので、すべて英語です。従業員もフィリピン人、会計士もフィリピン人なので、オールイングリッシュでした。この間は、常に英語なので、英語での会話力はかなり上がったような気がします。
しかし、2018年秋口に、ブログネタに暇つぶしにTOEIC公式問題集を解いてみるとガクッとスコアが下がっていることに驚愕します。確かTOEICスコア680でしたね。(起業前のスコアTOEIC775)
事業撤退が決まり、二足のわらじでTOEIC勉強再開
当時やっていた事業が軌道に乗らず、やむなく徹底を決めますが、会社精算後もビザの都合でしばらくフィリピンへロックダウンされていました。その間暇なのでTOEIC学習を再開します。目標は2ヶ月間の短期集中でTOEIC900を目指します。
起業して日常会話力はグンと伸びたことは間違いないと思いますが、TOEIC自体は下がるんですね。
この期間は、教材を4つに絞り、ひたすらやりこみます。ネタバレすると究極のゼミpart7、金フレ、出る1000、公式問題集だけです。このあたりそのうち記事にします。
ふぅー。遂に600問/1000問へ到達。ここまで20時間ほど掛かってるんだけど、そろそろゲロりそう。
— 令和のフリーメイさん🇹🇼地球防衛軍ゼロ号 (@mei_ukai) April 23, 2019
一周回すのに30時間、最低で3周はしたいからのの一冊に50時間をブチ込む計算になる。
とりあえずパート5を瞬殺すればリーディング底上げは間違いないので頑張って仕上げるぉ😇#出る1000 #TOEIC pic.twitter.com/Gumn2jDFFa
STEP6:ひきこもり独学100時間→TOEIC875
まぁ、この辺もやってることはSTEP5と同じですね。
TOEIC860を超えてくると、いかに本番でミスをしないか、いかに本番で焦らず時間通りに問題を進めるかをシュミレーションしながら毎日過ごしていました。
問題集を解く場合でも、必ずTOEIC試験本番と同じく2時間ぶっ通しで解く、問題集も何度も何度もやり直して、満点取れるまでやり込みます。
ここまでTOEICやり込んで思うのは、TOEIC試験って英語だけでなく集中力、緻密性、業務遂行能力あたりなんかも図れると思っています。
僕がまた会社経営したら、このあたりも踏まえて採用活動するかもしれません。そいえば、田端さんも同じようなことをTwitterでいってたので貼っておきます。
TOEICはビジネスTESTだと思ってる。非ネイティブに取って時間内に解き切る集中力や、時間配分などがリンクしてる。英語力は二の次。
— 令和のフリーメイさん🇹🇼地球防衛軍ゼロ号 (@mei_ukai) December 22, 2019
対策したらいくらでも伸びるし。努力に比例するからこの理論は概ね賛成。
TOEIC875の俺は猿よりも強いチンパンジーと言える。 https://t.co/e35TVMgox0
終わりに
はい、いかがでしたでしょうか?
TOEICは正しいやり方で学習すれば、必ず学習時間に比例すると私は思っています。100時間やれば30点伸びるし、300時間やれば200点伸びる。そんな感じです。
なので、もし長年、TOEICスコアがなかなか伸びないって人は、以下の原因が考えれます。
- そもそも勉強のやり方、努力の方向性が間違っている
- 学習時間が圧倒的に足りてない(コミットできていない)
正しい勉強のやり方は、人それぞれかと思いますし、筆者自身も遠回りしてきているので、本記事で説明した方法が、正しいとは言い切れません。
筆者の場合は、フィリピン留学に行き、自ら勉強せざるを得ない環境に飛び込みましたが、今日本で働いてるし、なかなか海外留学なんて、、と思っている方は、最近日本でも「プログリット」なども英語コーチのサービスもありますよね。(僕のときはなかったので羨ましいです)
プログリッドの社長は筆者も会ったことがあるので、知人としても、TOEICガチ学習者の僕としても、とてもオススメします!
プログリットはちょっと金銭的に、時間的に難しい、、って人は、まずは無料オンライン英会話から始めるのもアリだね、以下ご参考まで〜。
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